CTSは一時ストップ高、システム事業の拡大で上期経常は計画上振れ着地
シーティーエス<4345>は一時ストップ高に買われ、年初来高値を更新した。10月30日の取引終了後に発表した21年3月期上期(4~9月)の連結決算で経常利益は前年同期比19.8%増の9億6100万円となり、従来の5.2%減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。
システム事業でモバイル回線・入出力機器が一体となった建設現場向けITインフラサービスのレンタルなどが既存顧客を中心に受注が好調だったことが寄与。測量計測事業でレンタル売上高が伸長したことに加え、営業活動の効率化やセミナー休止で販管費が減少したことも一転増益に貢献した。