東陽テクが後場急伸、21年9月期は68%増営業増益で2円増配見込む
東陽テクニカ<8151>が後場急伸している。午後2時ごろに発表した21年9月期の連結業績予想で、売上高250億円(前期比8.2%増)、営業利益21億円(同68.0%増)、純利益15億円(同4.3%増)と大幅営業増益を見込み、年間配当を前期比2円増の40円を予定していることが好感されている。
情報通信/情報セキュリティー分野で5Gやローカル5G製品、自社製品SYNESISの拡販を見込む。また、物性/エネルギー分野の次世代電池の研究開発向けや、ソフトウェア開発支援分野でゲーム業界や自動車関連業界への伸長を予想している。
なお、20年9月期決算は、売上高231億400万円(前の期比9.6%減)、営業利益12億5000万円(同32.8%減)、純利益14億3800万円(同26.0%増)だった。