日新電が4日ぶり反発、電力機器事業好調で第2四半期営業利益47%増
日新電機<6641>が4日ぶりに反発している。10月30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高525億3000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益44億2800万円(同47.0%増)、純利益29億8400万円(同46.2%増)と大幅増益となったことが好感されている。
電力機器事業で国内の一般民需及び中国の電力会社向けに売り上げが増加し、採算も改善したことが業績を牽引した。また、新エネルギー・環境事業の損益が改善したことも寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1300億円(前期比10.6%増)、営業利益140億円(同22.0%増)、純利益100億円(同18.6%増)の従来見通しを据え置いている。