ヒロセ電は反落、21年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
ヒロセ電機<6806>は反落している。2日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1150億円から1200億円(前期比1.4%減)へ、営業利益を172億円から215億円(同5.6%増)へ、純利益を130億円から160億円(同4.5%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。
高付加価値新製品の開発・販売・生産体制の強化を推進した結果、スマートフォン向けビジネスや自動車向けビジネス、コンシューマ機器向けビジネスが予想を上回る見込みだという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高610億3600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益128億9300万円(同11.8%増)、純利益93億3800万円(同8.9%増)だった。