東エレク、レーザーテックなど半導体関連が買い集める、SOX指数急騰が刺激材料に
東京エレクトロン<8035>がカイ気配スタートなったほか、レーザーテック<6920>も続伸するなど半導体製造装置関連株が買いを集めている。前日の米国株市場では長期金利の急低下を背景にハイテク株が買いを集め、ナスダック総合指数の上昇率が3.9%に達するなど異彩を放った。そうしたなか、半導体関連株の上げ足が際立っており、エヌビディアやザイリンクスが6%前後の上昇、アプライドマテリアルズは5%弱の上昇と投資資金が集中した。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は終値ベースで80ポイント超の上昇と約半年ぶりの上げ幅を記録、この流れを東京市場も引き継ぎ、同関連株の物色人気が高まっている。世界的な5Gの普及やリモートワークの導入加速を背景とするデータセンターの増設で、半導体需要は中期的に拡大基調をたどるとの見方が強い。