京阪神ビルが急騰、旧村上系ファンドがTOB実施
京阪神ビルディング<8818>が急騰。株価は前日比12.2%高の2108円まで上値を伸ばし、上場来高値を更新している。4日の取引終了後、投資ファンドのストラテジックキャピタルが同社株に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、これが材料視されている。
買い付け価格は1株1900円で、実施期間は5日から12月17日まで。ストラテジックキャピタルは旧村上ファンド幹部の丸木強氏が代表を務める投資ファンド。今回のTOB実施は現経営陣に株主価値向上策を実行してもらうことを目的としており、今後の動向に注目が集まっている。