シグマクシスが急反落、航空業界向けコンサルサービスなど落ち込み上期営業利益38%減
シグマクシス<6088>が急反落している。4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高67億4700万円(前年同期比13.2%減)、営業利益6億1200万円(同37.6%減)、純利益3億6600万円(同40.6%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
ERPクラウド化サービスは伸長しているものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けている航空業界向けのコンサルティングサービスや、小売業界向けコールセンター案件で付随的に行っていた利益貢献の軽微なハード・ソフトウェア製品調達代行サービスの順次提供縮小に伴いプロダクトセールスが減少したことが影響した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高145億~155億円(前期比9.4~3.1%減)、純利益10億5000万~15億2000万円(同25.4%減~8.0%増)の従来見通しを据え置いている。