テックポイント・インク---3Qは売上高が22.03億円、車載向け半導体製品が好調
テックポイント・インク<6697>は6日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.5%減の22.03億円、営業利益が同65.5%減の0.45億円、税引前四半期純利益が同51.4%減の0.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.2%減の0.48億円となった。
売上高は主に、監視カメラシステム市場向け半導体製品の売上高が5.24億円減少したことによる。同半導体製品の出荷数は36%減少しており、製品構成の変化に伴って平均販売価格が減少した。この売上高の減少は、車載カメラシステム市場向け半導体製品の出荷数が97%増加し、売上高が4.20億円増加したことによって部分的に相殺されている。
2020年12月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比0.9%増の34.19億円、営業利益が同7.4%増の2.72億円、税引前当期純利益が同14.5%増の2.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%増の2.40億円としている。
《YM》