ホープは一時ストップ高、エネルギー事業の拡大で第1四半期経常は上期計画を大幅超過
ホープ<6195>は一時ストップ高。9日の取引終了後に発表した21年6月期第1四半期(7~9月)の非連結決算は、売上高71億6700万円(前年同期比3.8倍)、経常損益6億7600万円の黒字(前年同期は5500万円の赤字)に急拡大しており、これを好感する買いが入っている。
自治体向けに電力を販売するエネルギー事業で電力供給開始案件が増加したうえ、調達価格が想定以上に低く推移したことが業績を大きく押し上げた。併せて、上期(7~12月)の売上高見通しを従来の122億円から140億円へ引き上げたが、経常利益予想は2億3000万円~4億7000万円を据え置いた。第1四半期の経常利益は既に予想レンジ上限を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。