カルナバイオサイエンス---3Qは売上高が8.47億円、創薬支援事業が堅調に推移

材料
2020年11月10日 10時33分

カルナバイオサイエンス<4572>は9日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比70.4%減の8.47億円、営業損失が6.15億円(前年同期は13.57億円の利益)、経常損失が6.25億円(同13.46億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.49億円(同11.13億円の利益)となった。前年同四半期から業績が大幅に変動しているが、前年同四半期にはギリアド・サイエンシズ社とのライセンス契約締結に伴い、契約一時金21.28億円を受領していたことによる。

創薬事業の売上高は前年同期比97.5%減の0.53億円、営業損失は9.63億円(前年同期は10.99億円の利益)となった。バイオノバ社とAS-1763の中華圏におけるライセンス契約を締結したことにより、契約一時金を受領した。また、前臨床試験や臨床試験開始に向けた積極的な投資により、研究開発費は同15.9%増の8.67億円となった。

創薬支援事業の売上高は前年同期比8.2%増の7.94億円、営業利益は同35.2%増の3.47億円となった。キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービス及びセルベースアッセイサービスの提供等があった。売上高の内訳は、国内売上が同3.6%増の1.91億円、北米地域は同23.6%増の4.99億円、欧州地域は同15.3%減の0.54億円、その他地域は同39.0%減の0.49億円であった。

2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比67.7%減の10.36億円、営業損失は17.79億円、経常損失は17.94億円、親会社株主に帰属する当期純損失は18.22億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.