東京株式(前引け)=続伸、ワクチン開発期待で景気敏感株に買い戻し

市況
2020年11月10日 11時44分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比268円37銭高の2万5108円21銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億8725万株、売買代金概算は2兆991億6000万円。値上がり銘柄数は1388、対して値下がり銘柄数は727、変わらずは62銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、日経平均の上値追いが続きフシ目の2万5000円台を回復した。前日の米国株市場でワクチン開発期待から景気敏感株が買い戻されNYダウが急騰した流れを引き継ぐ形となった。ワクチンの開発に伴い経済活動が正常化するとの思惑から、これまでコロナ禍で売り込まれた銘柄を中心に買いが集まった。一方、これまで買われていた新型コロナに強い中小型株に売りが目立つ。全体売買代金は前場段階で2兆円を上回るなど大活況だった。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、オリエンタルランド<4661>も買われた。トヨタ自動車<7203>も買い優勢。JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>は揃って大幅高。オープンドア<3926>、寿スピリッツ<2222>、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、ラウンドワン<4680>、ジャムコ<7408>などストップ高銘柄も相次いだ。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>が大きく値を下げ、ソニー<6758>も売られた。オイシックス・ラ・大地<3182>が急落、メディカル・データ・ビジョン<3902>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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