安藤ハザマが後場急伸、1800万株を上限とする自社株買いを実施へ
安藤・間<1719>が後場急伸している。午後2時ごろ、1800万株(発行済み株数の9.32%)、または100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。取得期間は20年11月16日から21年11月15日までで、株主還元の充実及び資本効率の改善により、更なる企業価値向上を図ることが目的という。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高1810億円(前年同期比2.7%増)、営業利益138億5800万円(同17.2%増)、純利益85億5800万円(同11.5%増)だった。国内工事が順調に進捗したことに加えて、国内工事の採算性が向上したことが寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高3650億円(前期比3.5%減)、営業利益236億円(同4.5%減)、純利益148億円(同11.9%減)の従来見通しを据え置いている。