扶桑薬は上げ幅拡大、21年3月期業績予想を上方修正
扶桑薬品工業<4538>が後場上げ幅を拡大している。午後1時40分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高488億円から492億円(前期比4.9%増)へ、営業利益を16億円から28億円(同2.8倍)へ、純利益を11億円から19億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感されている。
後発医薬品などが堅調に推移する見通しであることに加えて、想定と比べて売上原価率の低減や販管費の減少が見込まれることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高249億3000万円(前年同期比5.3%増)、営業利益17億500万円(同2.9倍)、純利益12億9300万円(同3.0倍)だった。