ジェイリース---2Q増収・大幅な増益、主力の保証関連事業が順調に推移

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2020年11月12日 16時10分

ジェイリース<7187>は11日、2021 年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.7%増の34.98億円、営業利益が同268.8%増の3.27億円、経常利益が同362.2%増の3.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同516.5%増の1.92億円となった。

保証関連事業の売上高は前年同期比9.6%増の34.69億円、営業利益は同276.6%増の3.40億円となった。家賃債務保証業務は、売上面ではオンライン活用をはじめとする非対面営業の強化、顧客ニーズへの対応強化等の各施策が奏功し、新規申込が順調に推移するとともに、既存契約からの継続保証料等が順調に推移した。経費面では、独自のデータベースを活用した与信審査の強化、住居確保給付金をはじめとする政府主導の各種支援制度を顧客へ周知する施策や債権管理業務の強化策が奏功し、貸倒コストの抑制、債権管理業務コストの削減に寄与した。医療費保証業務は、引き続き販路拡大と営業強化に取り組んでおり、徐々に成果に繋がりつつある。

不動産関連事業の売上高は前年同期比45.4%減の0.32億円、営業損失は0.12億円(前期同期は0.01億円の損失)となった。不動産仲介・管理事業及び不動産賃貸業務は、外国籍への業務を中心に展開しており、利益率の向上に努めているが、新型コロナウイルス感染症の影響による入国制限の影響が継続しており、海外からの問い合わせや申込が減少した。

2021年3月期通期については、売上高が前期比9.7%増の74.00億円、営業利益が同272.8%増の5.80億円、経常利益が同409.6%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.60億円とする、10月13日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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