13日の株式相場見通し=反落、新型コロナ感染拡大受け利益確定売り

市況
2020年11月13日 8時00分

13日の東京株式市場は、前日の欧米株安を受け目先利益確定の売り圧力が表面化し日経平均株価は9日ぶりに反落することになりそうだ。米国株市場では新型コロナウイルスの感染者数の拡大が加速していることによる経済への影響を懸念して、景気敏感株を中心に売り込まれ、NYダウは大幅反落した。これを受けて東京市場でもリスク回避の流れが想定される。国内でも新型コロナウイルスの新規感染者数は過去最多を記録するなどで一部医療体制に支障をきたし始めており、投資マインドにも少なからぬ影響を与えそうだ。ただ、欧米株よりは相対的に下値抵抗力を発揮する可能性もある。個別銘柄は相対的にグロース株が強さを発揮しやすく、マスクや消毒液など防疫関連株などへの注目度も高まる公算が大きい。きょうは、オプションSQ算出に絡み全体売買代金は通常よりも膨らむ見通し。

12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比317ドル46セント安の2万9080ドル17セントと続落。ナスダック総合株価指数は同76.842ポイント安の1万1709.589だった。

日程面では、きょうは株価指数オプション11月物SQ算出日。海外では11月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)、10月の米卸売物価指数(PPI)など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.