16日の株式相場見通し=反発、コロナ警戒も米株高受け買い優勢に

市況
2020年11月16日 8時01分

16日の東京株式市場は、主力株中心に買いが先行し日経平均株価が反発する公算が大きい。前週末の米国株市場ではNYダウが約400ドルの上昇で大きく切り返したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発するなどリスクを取る動きが再び強まった。また、S&P500指数は過去最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は高まっているが、ワクチン開発への期待感から景気敏感株などをはじめ強い地合いが続いている。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形が予想され、日経平均は2万5000円台半ばから後半で売り買いを交錯させそうだ。外国為替市場で1ドル=104円台後半の推移と足もとドル安・円高方向に振れており、これが輸出株の上値を重くする可能性はある。

13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比399ドル64セント高の2万9479ドル81セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同119.697ポイント高の1万1829.286だった。

日程面では、きょうは7~9月期実質GDP、9月の鉱工業生産指数(確報値)など。海外では、10月の中国70都市新築住宅価格動向、10月の中国小売売上高、10月の中国固定資産投資、10月の中国工業生産のほか、米国では11月のNY連銀製造業景況指数が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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