不二精機---3Q減収も、精密成形品その他事業の売上が増加

材料
2020年11月16日 11時38分

不二精機<6400>は13日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%減の45.88億円、営業利益が同19.9%減の2.44億円、経常利益が同36.5%減の1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.6%減の1.39億円となった。

同社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めている。

当第3四半期累計期間の売上高は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、精密成形品その他事業の売上高が昨年インドネシアの子会社で実施した増産投資や秋元精機工業の連結子会社化の効果によって増加したものの、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が、顧客との間の検収手続きに遅れが発生したこと(射出成形用精密金型及び成形システム事業では顧客の検収時点で売上を計上している)などにより減少した。

2020年12月期通期について、売上高が前期比1.6%減の64.88億円、営業利益が同33.1%減の2.59億円、経常利益が同62.3%減の1.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.5%減の0.65億円とする連結業績予想を公表した。

《NB》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.