株価指数先物【昼のコメント】NT倍率は一時14.98まで上昇、そろそろTOPIXシフトも意識

市況
2020年11月16日 12時21分

日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の2万5810円(+1.85%)前後で推移している。寄り付きは2万5700円とシカゴ先物清算値(2万5620円)を上回って始まった。現物の寄り付き時につけた2万5670円を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げる展開となり、前場半ばには2万5830円まで上昇。その後も日中高値水準での強い値動きが続いている。

ワクチン開発への期待を背景とする米国市場の強い基調に加え、国内においては7-9月期の実質国内総生産(GDP)が予想を上回る改善をみせたことが安心感につながった。また、東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に15カ国が署名し、中国・韓国に輸出する際の関税が段階的に引き下げられることになったことも材料視されている。

なお、前場のTOPIXは1.40%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れは入らない。ただし、グローベックスの米株先物ではNYダウ先物が200ドルを超える上昇で推移していることから、週明けの米国市場の上昇が見込まれるなか、買い戻しニーズが多いだろう。また、NT倍率は先物中心限月で一時14.98まで上昇している。15.00乗せでいったんはTOPIXへの見直しに向かう可能性も高まりやすいと考えられるため、ややNTショートへのシフトも意識しておきたいところであろう。

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