スカラがS安、中計実現に向けたコスト先行で21年6月期業績予想を下方修正
スカラ<4845>がストップ安の770円に売られている。16日の取引終了後、21年6月期の連結業績予想について、売上高を100億~130億円から90億~120億円へ、営業利益を31億~35億円から1~5億円へ下方修正したことが嫌気されている。
保有していた全てのソフトブレーン<4779>株式を譲渡したことを考慮したほか、中期経営計画の実現に向けて人材採用、体制構築に必要なコストが増加していることなどが要因としている。
なお、同時に発表した第1四半期(7~9月)決算は、売上高43億8800万円(前年同期比6.7%増)、営業利益1億5700万円(同48.7%減)、純利益7000万円(同49.2%減)だった。