株価指数先物【引け後コメント】BofAはNTショート、JPモルガンは225・TOPIXいずれも買い越し

市況
2020年11月25日 17時29分

大証12月限

日経225先物 26380 +150 (+0.57%)

TOPIX先物 1771.0 +3.0 (+0.16%)

日経225先物は前日比150円高の2万6380円で取引を終了。寄り付きは2万6470円とシカゴ先物シカゴ先物清算値(2万6470円)にサヤ寄せしてギャップスタートとなった。現物の寄り付き前に2万6500円をあっさり上放れると、現物の寄り付き後早い段階で2万6720円まで一気に上げ幅を広げた。買い一巡後は次第にこう着感が強まるなかで上げ幅を縮めており、後場は利益確定が優勢となった。

オプション権利行使価格の2万6500円をあっさり超えてきたこともあり、朝方はショートカバーのほかヘッジ対応の買いが集中した。ただし、同時に短期筋のロングポジションが積み上がったとみられ、ショートカバー一巡後は利益確定が優勢となったほか、権利行使価格の2万6500円を割り込んだ辺りから目先的なピーク感が意識されて、短期筋の売り仕掛けもあったのだろう。また、前引けにかけてマザーズ先物へはショートの動きがみられたが、グロースからバリューシフトといったTOPIX型へのシフトはそれほど強まらず、手掛けづらさが窺えた。

グローベックスの米株先物はNYダウ、S&P500、ナスダック100いずれも小幅な上昇で推移している。NYダウの3万ドル乗せで利食いも出やすく、感謝祭の祝日前とあって商いが細りやすい。日経225先物のナイトセッションにおいても方向感をつかみづらくさせそうである。目先的には2万6000円を固める流れから、再び2万6500円突破を意識した押し目狙いのスタンスとなろう。こう着場面において改めてショートが積み上がる流れよりは、12月のメジャーSQまでにショートを解消するニーズが多いと見込まれる。

手口面では日経225先物は大和が1300枚、ABNアムロが860枚、BofAが530枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1170枚、野村が860枚、UBSが870枚程度の買い越し。TOPIX先物ではSMBC日興が2620枚、野村が1410枚程度の売り越しに対して、BofAが2280枚、JPモルガンが1770枚程度の買い越しだった。BofAはNTショートとなり、JPモルガンは日経225先物、TOPIX先物いずれも買い越している。

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