NY株式:NYダウ173ドル安、ナスダック総合指数は過去最高値更新

市況
2020年11月26日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は173.77ドル安の29872.47ドル、ナスダックは57.62ポイント高の12094.40ポイントで取引を終了した。ダウは史上最高値付近から感謝祭の休日を控え利益確定の売りが優勢となったほか、週次の失業保険申請者数が予想外に増加したため景気回復への懸念も再燃し、寄り付きから下落。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では速やかな追加緩和の可能性が示唆されなかったことも手伝い終日軟調に推移した。ハイテク株から景気循環株の買い替えも後退し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新。セクター別では、小売り、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

百貨店のノードストーム(JWN)は第3四半期の売り上げが予想を上回り急伸。ソフトウェアのスラック・テクノロジー(WORK)は、企業向けソフトウェア会社セールスフォース(CRM)が同社の買収に向けた交渉をしていると報じられ急伸。セールスフォースは下落した。小売りのギャップ(GPS)は第3四半期決算が予想を下回り急落。自動車のフォード(F)やアウターウェア販売のカナダ・グース(GOOS)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気されそれぞれ下落した。

FRBの高官は、公表したFOMC議事要旨(11月4-5日開催分)の中で、経済の回復が予想より速いが、ウイルスの再燃や財政刺激策の欠如が下方リスクになると指摘した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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