★本日の【イチオシ決算】 アゼアス、DyDo、タカショー (11月26日)
1)本日(11月26日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【アゼアス <3161> [東証2]】 ★今期経常を69%上方修正
◆21年4月期上期(5-10月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→2.8億円に85.3%上方修正。コロナ禍で感染対策用資材の需要が逼迫するなか、原材料と商品を確保し安定供給に注力したことで、防護服・環境資機材事業の業績が計画を上回ったことが寄与。感染症拡大で営業関連の経費が減少したことも上振れの要因となった。
併せて、通期の連結経常利益も従来予想の2.8億円→4.7億円に69.3%上方修正。減益率が41.3%減→0.6%減に縮小する見通しとなった。
●サプライズな決算発表・業績修正
DyDo <2590> ★今期経常を一転47%増益に上方修正
◆21年1月期の連結経常利益を従来予想の17億円→42億円に2.5倍上方修正。従来の40.5%減益予想から一転して47.0%増益見通しとなった。コーヒー飲料の販売が「鬼滅の刃」とのコラボ効果で想定より大きく伸びることが寄与。原材料価格の低減に加え、コスト抑制の進展も利益を押し上げる。
Fブラザーズ <3454> ★今期経常を15%上方修正
◆20年11月期の連結経常利益を従来予想の14.3億円→16.5億円に15.4%上方修正。減益率が49.1%減→41.3%減に縮小する見通しとなった。来期以降に売却を予定していた一部の販売用不動産が今期中に引き渡し完了となることが上振れの要因。
タカショー <7590> ★2-10月期(3Q累計)経常は2.3倍増益・通期計画を超過
◆21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の10.4億円に急拡大して着地。外出自粛によるガーデニング需要の高まりを背景に、ホームセンターやネット通販でガーデニング用品の販売が好調だったことが寄与。海外でもEC分野を中心に大きく伸びた。コロナ禍で販促・広告費が減少したことに加え、自社生産品の販売比率上昇や原価率の低減も大幅増益につながった。
通期計画の9.1億円をすでに14.6%も上回っており、業績上振れが期待される。
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<3816> 大和コン [JQ]
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース