<動意株・27日>(大引け)=ピアラ、東京製綱、プロルートなど

材料
2020年11月27日 15時05分

ピアラ<7044>=急伸。26日の取引終了後、エンタメDXへの本格進出に向けて、次世代型総合エンターテインメントプラットフォーム「サイバースター」の提供を開始したと発表しており、これが材料視されている。「サイバースター」はライブ配信、ECサイト、ファンクラブ運営、ライブ配信などの各種サービスを組み合わせたワンストップソリューション。当サービスは、エンターテインメント業界のDX化をさらに加速させる、次世代型の総合エンターテインメントプラットフォームになると考えています。第1弾として、雑誌で活躍するグラビアアイドル7人で結成したユニット「sherbet(シャーベット)」のライブ配信を行う予定で、これを皮切りに、複合的なデジタル化を進めていく方針としている。

東京製綱<5981>=急速人気化でストップ高。同社は26日取引終了後、米バージニア州で進行中のハンプトンロードブリッジトンネル拡張事業に、同社が独自に研究開発し製造を行う世界唯一の炭素繊維複合材ケーブルが採用されたことを発表した。これが株価を強く刺激する形となっている。きょうは寄り後早々に46円高の648円まで急浮上した後、カイ気配で値がつかない状態となり、気配値のまま700円台に到達した。

プロルート丸光<8256>=急反発。26日の取引終了後、海外などの遠隔地における買い付けを簡易に実現する「仮想市場」をオンラインストア及び本社展示場スペースで12月初旬にオープンすると発表しており、これが好材料視されている。「仮想市場」は、今年8月にジーエフホールディングス(東京都港区)と締結した包括的業務提携契約に基づき行うもの。新型コロナウィルス感染症拡大局面で、海外への渡航が困難な状況となるなか、アパレル商材仕入れとして人気の高い韓国ソウル市場や中国広州にネットワークを有し、商品買い付けから物流までを担うジーエフ社と事業協力し、日本にいながらEC上でさまざまなグッズを発注できるビジネスモデルという。また、DtoCビジネスを中心にニーズが高まっているOEM・ODMに機動的に対応するため、専門チームを創設するとあわせて発表している。

アゼアス<3161>=大幅高で4日ぶり反発。26日の取引終了後、21年4月期連結業績予想について、営業利益を2億円から3億9700万円(前期比14.8%減)へ、純利益を1億7600万円から2億9100万円(同7.9%減)へ上方修正したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受けて、防護服・環境資機材事業の売り上げが予想を上回っている一方、アパレル資材事業は予想を下回る見通しであることから、売上高は従来予想の97億1100万円(同2.3%減)を据え置いた。ただ、防護服・環境資機材事業の業績が貢献したほか、感染症拡大の環境下で営業活動が制約を受け、営業関連経費が減少したため、利益は上方修正するとしている。

日創プロニティ<3440>=上値追い加速。5日続伸で年初来高値を更新した。世界的な「脱炭素社会」への取り組みが進むなか、次期大統領就任が確実視されているバイデン氏がクリーンエネルギーへの積極投資を掲げており、これを背景に太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー関連株に注目が集まっている。そのなか、同社はメガソーラー用建設資材の金属加工や施工を手掛けており、上値を見込んだ投資資金の攻勢が顕著となっている。

アステリア<3853>=連日の新高値更新と上げ足に弾み。26日取引終了後、同社が開発した「出席型バーチャル株主総会ソリューション」が明治安田生命保険に採用されたことを発表、これを材料視する買いが集中した。同ソリューションはアステリアが強みとするブロックチェーン技術を活用し議決権行使と質問が可能な環境を整備したもので、ブロックチェーンにはイーサリアムを採用し、スマートコントラクトによって投票と質問の受付を実現する。これを手掛かり材料に買いを誘導する形となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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