２７日の米株式市場の概況、ワクチンへ実用化への期待感でダウ平均株価は反発
２７日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比３７．９０ドル高の２万９９１０．３７ドルと反発して引けた。感謝祭翌日の短縮取引で積極的な売買が控えられるなか、新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待が買いにつながった。またトランプ米大統領が、大統領選を受けた選挙人投票でバイデン氏の勝利が確定すればホワイトハウスを去る意向を示したことで、米政権の意向がスムーズに進むとの期待も相場を下支えした。
一方、ナスダック総合指数は、年末商戦でのインターネット通販への期待が買いにつながり、前日比１１１．４４４４ポイント高の１２２０５．８４６ポイントと４日続伸し、連日で最高値を更新した。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は５億３０１４万株だった。