1日の株式相場見通し=続落か、11月相場急騰の反動も下値抵抗力発揮

市況
2020年12月1日 8時01分

1日の東京株式市場は全般売りに押される地合いが想定されるが、日経平均は下値抵抗力も発揮しそうだ。11月相場は世界的な株高の流れに乗り日経平均は3456円の上昇を示しており、足もとはその急騰の反動も予想されるところ。前日の米国株市場では新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感に加え、米中摩擦への懸念を背景に景気敏感株中心に売られ、NYダウは反落となった。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げ幅は小幅にとどまっており、外国為替市場のドル安・円高も一服していることから、東京市場でもハイテク株を軸に押し目買いが下値を支える展開が予想される。

30日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比271ドル73セント安の2万9638ドル64セントと反落。ナスダック総合株価指数は同7.109ポイント安の1万2198.737だった。

日程面では、10月の有効求人倍率、10月の失業率、7~9月の法人企業統計など。海外では11月の中国製造業PMI(財新)、11月のユーロ圏消費者物価指数、11月の米ISM製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

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