ビーロット急反落、評価損計上などで20年12月期業績予想を下方修正
ビーロット<3452>が7日ぶりに急反落している。同社は11月30日の取引終了後に、20年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比57.6%減の16億9000万円(従来予想は49億7900万円)に下方修正した。
売上高見通しは同6.2%増の266億9800万円(従来予想は300億円)、純利益は同88.6%減の2億7800万円(従来予想は28億4300万円)に引き下げた。販売用不動産として保有しているホテルを中心とした一部物件の収益性を厳格かつ保守的に再評価したことによる評価損の計上や、予定していた一部ホテル開発計画の中止に伴い特別損失を計上することなどが主な要因だとしている。また、これまで未定としていた期末一括配当は15円(前期は株式分割考慮後30円)にするとしている。
なお、同日には3カ年の中期経営計画を公表。最終年度となる23年12月期目標は売上高297億円、営業利益44億8000万円を掲げている。