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米国株
2020年11月27日 14時10分
特集

ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (32)総悲観の時も、熱狂に包まれた時も、株価は本来の企業価値を基準に動いている【市場マップ】

「ターゲットプライス」をトレードに活かそう

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆株価は企業の本来価値に収斂する

個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

世界中の注目を集めた米国の大統領選挙は、バイデン候補が現職のトランプ大統領を破り勝利宣言するという結果になりました。株式市場は投開票までは神経質な展開を強いられましたが、ビッグイベントを通過して新政権への移行が始まったことで不透明要因が消え、買い安心感が出たということなのでしょうか。米国の株式市場ではNYダウが史上初めて3万ドルの大台を突破しており、「これまでの弱さは一体何だったのか!?」と問いかけずにはいられない相場展開となっています。

新型コロナウイルス感染症のワクチンに関して高い有効性を伝える報道が相次いだことも、コロナ禍で業績にダメージを受けたバリュー銘柄が多いダウ平均には追い風になっています。バリュー銘柄に物色がシフトしたことで、ハイテクなどグロース銘柄が多いナスダック総合指数は相対的に弱含む場面もありましたが、こちらも最高値更新にあと一歩まで迫っています。

日々の株価を見ていると、その時々の相場の盛り上がりや思惑などの影響を受けてまるで気ままに動いているように見えるかもしれません。しかし、株価は企業が持つ本来の価値を反映したものであり、最終的には時間をかけて本質的な価値に収斂されていくのが一般的です。ですから、短期で売買する人も、長期で売買する人も、結論としては本質的な価値が高い銘柄を選んで取引を行うことで儲けることができるのです。

そこで今回は、銘柄が持っている本質的な価値に対して、株価が割高な水準であるのか、それとも割安な水準であるのかを、株探の市場マップを使って把握するための方法を解説していきます。

いつものように各ページの上部にあるグローバルナビから右端にある「市場マップ」を選んでクリックします(図1)。表示された「市場マップ」のページでは、「株価動向分布」「バリュー分布」「業績・財務分布」「情報配信分布」のカテゴリーに分けて、株式市場の全体地合いを分析しています(図2)。今回は「バリュー分布」をみていきましょう。

図1 グローバルナビの「市場マップ」からアクセス

【タイトル】

図2 「市場マップ」のカテゴリー、「バリュー分布」をクリック

【タイトル】

次ページ:PER分布マップ、収益力を基に割高・割安を判断する

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