JSBが反発、家賃関連売上が計画上回り20年10月期業績は計画上振れ
ジェイ・エス・ビー<3480>が反発している。1日の取引終了後、集計中の20年10月期連結業績について、売上高が471億2500万円から480億5000万円(前の期比12.6%増)へ、営業利益が37億3000万円から43億3000万円(同26.4%増)へ、純利益が23億9700万円から27億6000万円(同19.6%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
不動産賃貸管理事業で借上・自社所有物件にかかる入居率は若干低下したものの、計画を上回る物件管理戸数の増加に伴い、家賃関連売上高が計画を上回る水準で推移したことが要因。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、社内イベントの中止や行動制限に伴う出張費の減少など一般経費の支出抑制が顕著となったことも寄与した。
また、従来28円を予定していた期末一括配当を34円にするとあわせて発表した。普通配当を1円増額するとともに、20年7月27日に会社設立30周年を迎えたことを記念して5円の記念配当を実施する。