12月3日のNY為替概況

通貨
2020年12月4日 5時13分

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円13銭から103円67銭まで下落して引けた。

米11月ISM非製造業景況指数が2カ月連続で低下したことに失望したドル売りが優勢となった。その後、追加経済対策を巡り民主党と共和党が交渉再開するとの報道が好感され下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.2175ドルまで上昇後、1.2133ドルまで反落して引けた。ユーロ圏の10月小売売上高や11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったことが好感されユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は126円56銭から126円03銭まで下落。

ポンド・ドルは1.3500ドルまで上昇後、1.3432ドルまで反落した。英国とEUとの通商交渉を巡り週末にも合意が見られるとの楽観的な見方に一時ポンド買いが強まったが、英政府関係者が打開の可能性は後退したとしたほか、EU交渉チームが「著しい相違が存続。合意までにはまだ道のり」と慎重な見解を示したため期待感を受けたポンド買いた後退した。

ドル・スイスは0.8891フランまで下落後、0.8924フランまで上昇した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:71.2万件(予想:77.5万件、前回:78.7万件←77.8万件)・米・失業保険継続受給者数:552万人(予想:580.0万人、前回:608.9万人←607.1万人)・米・11月サービス業PMI改定値:58.4 (予想:57.5、速報値:57.5)・米・11月総合PMI改定値:58.6(速報値:57.9)・米・11月ISM非製造業景況指数:55.9(予想:55.8、10月:56.6)

《KY》

提供:フィスコ

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