学情が大幅反発、21年10月期は32%営業増益で3円増配見込む
学情<2301>が大幅反発。7日の取引終了後に発表した21年10月期単独業績予想で、売上高65億円(前期比13.6%増)、営業利益15億7000万円(同32.1%増)、純利益11億3000万円(同21.8%増)と大幅な営業増益を見込み、年間配当を前期比3円増の33円を予定していることが好感されている。
オンライン上での採用活動やリアルとオンラインを併用した採用ツールへの企業ニーズが高まっているなか、通年採用・業種別採用対応型のサイト「あさがくナビ」及び20代専門転職サイト「Re就活」をブラッシュアップして業績の向上につなげる。また、少人数制マッチングイベント「就活サポートMeeting」などオンライン・デジタル新商品の開発に注力するほか、公的機関による雇用支援事業の増大も寄与する。
なお、20年10月期決算は、売上高57億2000万円(前の期比18.6%減)、営業利益11億8800万円(同38.7%減)、純利益9億2700万円(同33.9%減)だった。