サンバイオが続落、国内大手証券は「2」へ引き下げ
サンバイオ<4592>が続落。SMBC日興証券は7日、同社株の投資評価を「1」から「2」へ引き下げた。目標株価は3300円から2100円に見直した。同証券では、脳梗塞を対象とした新薬候補「SB623」の価値を引き下げている。同社は昨年1月にSB623のフェーズ2bの試験結果がネガティブだったことを開示したが、同証券では今年4月に開示されたフェーズ2b試験結果を受け、この失敗の原因はSB623の治療薬としての有効性が不足している可能性があると考えを改めた。これに伴い、ライセンスアウトの可能性を除外し、自社開発することを前提に業績予想を引き下げている。