第一カッタは一時14%高、1株から2株への株式分割と配当予想の実質増額を発表
第一カッター興業<1716>が急伸し一時、前日比320円(14.2%)高の2580円に買われている。8日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株へ株式分割すると発表したことが好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。
また、株式分割に伴い、従来27円を予定していた期末一括配当を14円にすると発表しており、株式分割を考慮すると実質1円の増額となる予定であることも好感されている。なお、前期は25円だった。