窪田製薬ホールディングス---VAP-1阻害剤、米国国立がん研究所にて抗がん活性の可能性のスクリーニング開始

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2020年12月9日 10時08分

窪田製薬ホールディングス<4596>は7日、子会社クボタビジョンが発見した白血球接着分子VAP-1阻害剤を米国国立がん研究所のDevelopmental Therapeutics Programに提出したことを発表した。

同社グループでは、炎症性の眼疾患治療薬の研究開発中に、選択性が高く低濃度で効果を示す白血球接着分子VAP-1阻害剤を発見。VAP-1阻害剤は、白血球接着分子として機能するとともにセミカルバジド感受性アミン酸化オキシダーゼの酵素活性を併せ持つユニークな糖たんぱく質としても知られ、主に炎症が原因の疾患を治療するための有望な新しい薬剤として期待されている。同社グループは、眼科領域の医薬品・医療機器開発に特化しているが、VAP-1阻害剤は、新型コロナウイルス感染に伴う急性呼吸窮迫症候群、乾癬、アトピー性皮膚炎、糖尿病性腎疾患、変形性関節症、非アルコール性脂肪性肝炎、がんなどによって引き起こされる様々な炎症病態に対し効果があると考えられている。

《ST》

提供:フィスコ

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