ハイレックスが続落、20年10月期営業損益は計画下振れ赤字に転落
ハイレックスコーポレーション<7279>が続落している。8日の取引終了後、集計中の20年10月期の連結業績について、営業損益が6000万円の黒字から9億5200万円の赤字(前の期67億8900万円の黒字)へ、最終損益を23億1000万円の赤字から35億1300万円の赤字(同34億9500万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
売上高は1932億円から1957億8400万円(前の期比18.4%減)へ上振れたものの、主に北米・南米の子会社で業績回復が遅れていることに加えて、原価改善活動の実施効果が一部未達となったこと、増加した在庫の修正に伴う追加コストが発生したことなどが損益を悪化させたとしている。