本日注目すべき【好決算】銘柄 シルバライフ、アセンテック、B&P (9日大引け後 発表分)

注目
2020年12月10日 7時01分

9日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シルバライフ <9262>   ★8-10月期(1Q)経常は51%増益で着地

◆21年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.6%増の3.5億円に拡大して着地。高齢者向け配食サービスのフランチャイズ店が増加し、調理済み食材の販売が拡大したことが寄与。前期に実施した広告効果などで冷凍弁当の直接販売が伸びたことも収益を押し上げた。

上期計画の5.1億円に対する進捗率は69.4%に達しており、業績上振れが期待される。

サトウ食品 <2923> [東証2]  ★上期経常は8億円の黒字に急浮上で上振れ着地

◆21年4月期上期(5-10月)の連結経常損益は8.8億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上し、従来予想の0.6億円の黒字を上回って着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりを追い風に、包装米飯、包装餅ともに主力製品を中心に販売が伸びたことが寄与。生産性の向上による採算改善も黒字転換に貢献した。

通期計画の10.8億円に対する進捗率は81.6%に達しており、業績上振れが期待される。

アセンテック <3565>   ★2-10月期(3Q累計)経常が39%増益で着地

◆21年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比38.6%増の5億2400万円に拡大して着地。コロナ禍でテレワークを導入する企業が増えるなか、米シトリックスの仮想デスクトップソフトや自社製品「Resalio Lynx」が急速に伸びたことが寄与。サブスクリプションなど継続収入ビジネスの拡大で利益率が向上したことも大幅増益に貢献した。

B&P <7804> [東証M]  ★今期経常は25%増益、4円増配へ

◆20年10月期の経常利益(非連結)は前の期比50.5%減の2億1100万円に落ち込んだものの、続く21年10月期は前期比24.6%増の2億6300万円に回復する見通しとなった。前期は新型コロナウイルス感染拡大による需要の落ち込みで主力の販売促進用広告制作が大幅減収となったことが響いた。今期は国内経済の回復とともに売上高の復調を見込むほか、残業の抑制など引き続きコスト削減を進める。

併せて、前期の年間配当を20円→22円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比4円増の26円に増配する方針とした。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.