10日の株式相場見通し=反落、米株安受けリスク回避ムード

市況
2020年12月10日 8時01分

10日の東京株式市場は、利益確定売りで日経平均株価は反落となりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って下落。特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数はここ連日過去最高値を更新していたこともあって、そのぶん利食い圧力が強まり下げ幅は大きくなった。追加経済対策の協議が難航していることが嫌気されたほか、米国の新型コロナ感染拡大が加速し病床や医療設備の不足が深刻化していることなどが市場心理を冷やした。これを受けて東京市場でも目先リスク回避ムードが優勢となりそうだ。ワクチン普及期待などを背景に前日に日経平均は350円を超える上昇をみせたが、きょうはその反動が生じやすい。下値では国内外機関投資家の押し目買いが予想され下げ幅は比較的小幅にとどまりそうだ。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比105ドル07セント安の3万68ドル81セントと反落。ナスダック総合株価指数は同243.821ポイント安の1万2338.953だった。

きょうはECB理事会のラガルド総裁の記者会見やEU首脳会議があすまでの日程で行われる。11月の米消費者物価指数も発表される。

出所:MINKABU PRESS

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