11日の株式相場見通し=上値重い展開か、新型コロナ感染拡大を警戒

市況
2020年12月11日 8時05分

11日の東京株式市場は、上値の重い展開が想定される。前日の米国株市場ではECB理事会での追加金融緩和はポジティブ材料ながら、追加経済対策を巡る協議が進まないことへの懸念が景気敏感株などの上値を押さえ、NYダウは続落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発に転じる強さをみせたものの、全般は慎重なムードが漂う。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻視される一方で、発表された週間の新規失業保険申請件数が市場コンセンサスを上回る高水準となったことも嫌気された。東京市場でも国内での新型コロナの感染拡大が続いており、市場心理に影響を与える状況にある。きょうは週末ということもあって、積極的に買いポジションを高める動きは見込みにくい。なお、きょうはメジャーSQ算出に伴い全体売買代金は膨らむ見通し。

10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比69ドル55セント安の2万9999ドル26セントと続落。ナスダック総合株価指数は同66.855ポイント高の1万2405.808だった。

日程面では、きょうはメジャーSQ算出日。海外では12月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ・速報値)、11月の米卸売物価指数など。

出所:MINKABU PRESS

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