菊池製作の第2四半期営業損益は赤字転落も従来予想を上回る

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2020年12月11日 16時54分

菊池製作所<3444>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(5~10月)連結決算を発表しており、売上高18億7900万円(前年同期比31.1%減)、営業損益4億2200万円の赤字(前年同期800万円の黒字)、最終損益6億2400万円の赤字(同5500万円の赤字)と営業損益段階から赤字に転落したが、従来予想の営業損益5億2600万円の赤字は上回って着地した。

新型コロナウィルス感染症拡大の影響による市場不況により、新規開発試作品製造・金型製造及び量産品製造の受注・生産の状況は厳しい状況にあり、試作・金型製品並びに量産製品全般で受注が低迷した。ただ、量産製品並びにロボット・装置など製品は、新規受注のための営業活動強化に一定の効果があり、営業損益の上振れにつながった。

なお、21年4月期通期業績予想は、売上高43億7100万円(前期比18.5%減)、営業損益7億7400万円の赤字(前期2億3200万円の赤字)、最終損益10億5800万円の赤字(同5億4100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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