来週の為替相場見通し=FOMCや米追加経済対策に注目
来週の外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や米追加経済対策の行方に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=103円50~105円00銭。
米国などがクリスマス休暇に入る前の最後の週ということもあり、来週は注目イベントが満載。特に15~16日のFOMCではフォワードガイダンスの強化に加えて、米国債の買い入れ増額など追加緩和の有無が焦点だ。また、17~18日にかけて日銀金融政策決定会合が開催される。更に14日には12月日銀短観が発表されるほか、15日に中国11月工業生産、米11月鉱工業生産、16日に同小売売上高、17日に同住宅着工件数が公表される。更に、米追加経済対策を巡る協議の行方が関心を集めている。こうしたなか、ドル円相場は103円台への円高進行があるかがポイントとなる。