シンフォニア続急伸で1年7カ月ぶり高値圏浮上、EV用試験装置で商機思惑
シンフォニア テクノロジー<6507>が続急伸となり、一時90円高の1540円まで駆け上がり、約2週間ぶりに年初来高値を更新した。時価は昨年5月以来1年7カ月ぶりの高値圏に入った。電子精密機器などの製造を手掛けるが、自動車用試験装置分野でも高い実績を持つ。インバータ負荷シミュレータなどEV用試験装置で幅広く需要を獲得し、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に収益機会が高まっている。信用買い残も枯れた状態が続いており、株式需給面からも上値が軽い。