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株価指数先物【昼のコメント】仕掛け的な売りに対しては、押し目狙いのロングスタンス

市況
2020年12月17日 12時21分

日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の2万6700円(+0.11%)前後で推移している。寄り付きは2万6720円とシカゴ先物清算値(2万6755円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万6620円まで下げる場面がみられたが一気に買い戻されており、前場半ばには2万6750円まで上昇。しかし、ナイトセッションの高値は超えられず、反対に「東京都が医療体制の警戒レベルを引き上げる方針」と伝わると、短期筋の仕掛け的な売買によって、2万6700円を再度下回る場面がみられている。

前引けのTOPIXは0.07%の上昇となり、日銀のETF買い入れは入らないだろう。NT倍率は横ばいで推移しており、ソフトバンクグループ <9984> 、エムスリー <2413> 、東京エレクトロン <8035>日経平均株価をけん引。TOPIXインパクトではトヨタ <7203> 、キーエンス <6861> 、任天堂 <7974> など一部のコア銘柄がけん引している形である。東証1部の6割を超える銘柄が下落しており、コア銘柄への資金流入にとどまっている状況であり方向感はつかみづらい。

後場もこう着感の強い相場展開が続くとみられるが、底堅さは意識されているため、12月SQ値を挟んだレンジ相場となろう。仕掛け的な売りに対しては、その後の反転を狙った押し目狙いのロングスタンスか。

株探ニュース

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