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来週の為替相場見通し=ドル安の継続が焦点に

通貨
2020年12月18日 18時08分

来週の外国為替市場のドル円相場は、足もとで強まるドル安・円高のトレンドが継続するかが注目される。予想レンジは1ドル=102円50~104円50銭。

前日のニューヨーク市場でドルは一時103円台を割り込んだ。売り一巡後、値を戻したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和のガイダンスが強化され超低金利が長期化する見通しとなるなか、ドルの上値は重いとみられる。来週にかけて米追加経済対策が成立するかも注目ポイントであり、年末で市場参加者が限られるなか、ドル安の地合いは継続しそうだ。来週は国内では23日に10月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨、25日に11月失業率・有効求人倍率が発表される。また、海外では22日に米7~9月期国内総生産(GDP)確報値、23日に米11月新築住宅販売件数が公表される。25日はクリスマスで欧米主要市場を中心に休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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