マザーズ先物見通し:続伸、クラウド関連が下支え

市況
2020年12月21日 8時13分

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。18日の米国市場は追加経済対策でFRBの緊急融資プログラムに絡んだ予算を巡り与野党の意見が食い違っているとの報道で成立に不透明感が再燃し寄り付き後、下落した。国家核安全保障局(NNSA)を含む複数の連邦政府機関が大規模サイバー攻撃を受けたことも警戒感に繋がった。引けにかけては、S&P500種指数のリバランスやクアドルプル・ウィッチングで、オプション、先物の期日に絡んだ調整取引に下げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが小幅安したものの、ナイトセッションが小幅高した流れを引き継ぎ上昇してのスタートが予想される。物流のDXを手掛ける207(ニーマルナナ)社が配送事業者向けに従業員の勤怠管理や受取人の効率化をするサービスを始めたなど、同社のクラウドサービスに関しての記事を日本経済新聞が報じている。このことにより、クラウド会計や人事労務ソフトを扱うフリー<4478>などクラウド関連銘柄が注目され相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは上に降りてきた25日線が上に迫っており、今週はここに迫れるかが焦点となりそうだ。本日の上値のメドは1191.0pt、下値のメドは1130.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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