株価指数先物【昼のコメント】NT倍率は先物中心限月で15.00を回復

市況
2020年12月22日 12時27分

日経225先物は11時30分時点、前日比70円安の2万6580円(-0.26%)前後で推移している。寄り付きは2万6450円とシカゴ先物清算値(2万6515円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万6590円まで下げ渋る場面がみられた。戻り一巡後は前場半ばにかけて弱含みとなり2万6400円まで下げているが、前引けにかけて再び下げ幅を縮めている。日経平均株価は25日移動平均線が支持線として意識されており、日経225先物についても現段階では下ヒゲを残す形で25日移動平均線を回復している。

前引けのTOPIXは0.88%の下落となり、後場は日銀のETF買い入れが入るとみられる。これを織り込む流れから前引けにかけて日経225先物は下げ幅を縮めたとみられる。ただし、市場参加者は限られており、東証1部の売買代金は8939億円と1兆円を下回っており、1日の取引を通じて2兆円を下回る可能性がある。先物市場の商いも細っているため、日銀ETF買い入れによる底堅さは意識されるだろうが、ショートカバーを狙った動きは限られそうである。

なお、NT倍率は先物中心限月で15.00を回復しており、上値を抑えられていた5日、25日移動平均線を上回ってきている。薄商いのなかでは、より指数寄与度の大きい値がさ株のインパクトが強く反映されるため、やや日経225型優位になりやすいとみられる。

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