東京株式(前引け)=大幅続伸、フシ目の2万7000円を突破

市況
2020年12月29日 11時45分

29日前引けの日経平均株価は前営業日比438円34銭高の2万7292円37銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億7174万株、売買代金概算は1兆25億2000万円。値上がり銘柄数は1494、対して値下がり銘柄数は595、変わらずは82銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要株指数が揃って過去最高値を更新したことを受け、リスクを取る動きが優勢となり日経平均は大幅続伸となった。寄り付きは80円高あまりの上昇でスタートしたが、取引開始後早々にフシ目となっていた2万7000円大台を回復し、その後は買いの勢いが強まった。先物主導でインデックス買いを誘発して日経平均は2万7000円大台回復後も上げ足を緩めることなく次第高の展開に。上げ幅は400円を超え2万7300円目前まで水準を切り上げた。時価は30年4カ月ぶりの高値圏に浮上している。

個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が上昇、ファーストリテイリング<9983>は2500円を超える上げとなった。ソニー<6758>、エムスリー<2413>なども買われ、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も上値を追った。大日本住友製薬<4506>が急騰、キャリアリンク<6070>も大幅高。半面、任天堂<7974>が目先筋の利食いで冴えず、JT<2914>も安い。バンダイナムコホールディングス<7832>も売りに押された。グローバル・リンク・マネジメント<3486>が値下がり率トップに売られ、エフオン<9514>、ペッパーフードサービス<3053>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS

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