概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

株価指数先物【引け後コメント】クレディスイスによる売り仕掛けの動き

市況
2021年1月4日 18時18分

大阪3月限

日経225先物  27320 -150 (-0.54%)

TOPIX先物 1797.5 -7.0 (-0.38%)

日経225先物(3月限)は前日比150円安の2万7320円で取引を終了。寄り付きは2万7600円とシカゴ先物清算値(2万7510円)を上回って始まり、開始直後に2万7660円まで上昇する場面がみられた。しかし、菅首相が11時からの年頭会見において新型コロナウイルスの感染対策を表明すると伝わると、緊急事態宣言の再発令が警戒されて先物主導での売り仕掛けにより、前場半ばには一時2万7010円まで下げ幅を広げた。その後、菅首相が緊急事態宣言の検討に入ると伝わり、発令でなかったこともあって短期筋の買い戻しにつながり、前引けには2万7300円辺りまで下げ幅を縮めている。前引けのTOPIXが0.50%以上の下落率となり、後場は日銀のETF買い入れへの思惑もあったが、後場は概ね2万7200円から2万7300円辺りでのこう着が続いた。

出来高の薄いところであり、2万7000円辺りまでの下落は想定内であろう。指数寄与度の大きいエムスリー <2413> への物色がみられるなど、物色意欲の強さが窺えることから実需を伴った下げというよりは、先物主導による売り仕掛けの売買が前場半ばにかけて集中した影響が大きいだろう。1都3県に集中した緊急事態宣言は発令されるだろうが、それにより大規模な財政支援が見込まれ、下落場面では押し目買い意欲が強まりそうである。

グローベックスの米株先物はNYダウが100ドルを超える上昇で推移しており、米国市場が強い動きをみせてくるようだと、日経平均株価の2万7000円処が心理的な支持線として意識されてくることも考えられそうだ。

ただし、5日に行われるジョージア州の連邦議会上院の2議席を巡る決選投票の結果を見極めたいところであり、明日もこう着感が強まりやすいだろう。民主党が議席を獲得し「ブルーウェーブ」が現実のものとなれば、バイデン政策によるキャピタルゲイン税の増税や規制強化などに対する警戒感が再燃する可能性がある。このため、目先的には積極的な上値追いには慎重になりやすいと考えられる。

手口面では、日経225先物はクレディスイスが1910枚、ドイツが1290枚、JPモルガンが1020枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが2270枚、モルガンSが920枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はバークレイズが1910枚、クレディスイスが1410枚、みずほが1150枚程度の売り越しに対して、ソジェンが1670枚、ABNアムロが1370枚、大和が1080枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集