任天堂が続伸、カナダのソフト開発会社買収でコンテンツ強化へ
任天堂<7974>が続伸。前日に終値で１０営業日ぶりに６万６０００円台を回復したが、きょうも上値追い基調を継続している。同社は５日、カナダのソフトウェア開発会社でゲーム開発でも協業するネクストレベルゲームズの全株式を取得し子会社化することを発表、ネクストレベルゲームズが強みとする開発ノウハウを含めリソースを取り込むことによりコンテンツの開発能力を高める。これを材料視する買いを呼び込む形となった。同社はドル箱商品の「ニンテンドースイッチ」が米国や中国など海外でも大ヒットしており、２１年３月期業績の上振れが濃厚とみられているが、今回の買収に伴うコンテンツ創出力の強化によって今後の成長余地も広がることになる。
最終更新日：2021年01月06日 10時30分
