ソフトバンクGは軟調も底堅さ発揮、SPACのナスダック上場で売買代金は断トツ
ソフトバンクグループ<9984>はやや売りに押される展開ながら押し目買いで下げ幅は1%未満と底堅さを発揮している。個人投資家の売り買い活発で売買代金は開始わずか20分で200億円近くに達し、東証1部で断トツとなっている。前日の米国株市場は売りに押され、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げが目立った。米ハイテク企業への投資に積極的な同社はナスダックとの株価連動性が高く、ネガティブに働く。一方、同社傘下の投資ファンドが運営する特別買収目的会社(SPAC)のSVFインベストメントがナスダック市場に上場することを7日に発表、これが押し目買いを誘う材料となっている。