Jトラスト---Group Lease PCLに対する現状の認識について、進展を発表
Jトラスト<8508>は12日、子会社のJトラストアジアがこれまで継続して開示を行っているGroup Lease PCL(GL)についての経過を発表した。
2020年10月6日の同社の適時開示のとおり、シンガポール共和国の控訴裁判所は、GLの完全子会社であるGroup Lease Holdings Pte.Ltd.(GLH)、此下益司氏ほか5社に対し、Jトラストアジアへ、損害賠償として、70,006,122.49米ドル及び131,817.80シンガポールドルの合計額とともに、シンガポールにおける訴訟費用を支払うよう命じる判決を言い渡している。
Jトラストアジアは、当該判決に基づく債権の回収のために強制執行を開始しており、本日までに、958,169.05シンガポールドルを差し押さえて、回収した。更に、2021年1月11日、Jトラストアジアは、GLH及び此下氏より、当該判決の一部履行として、37,000,000米ドルを受領した。Jトラストアジアとしては、当該判決に基づく債権の残額の回収に向けて引き続き尽力していくとしている。
また、本件は、同社連結業績に影響を与えることになるが、その具体的な内容については精査中であり、確定次第、速やかに開示するとしている。
《ST》