フルテックは一時10%高、想定以上に受注回復し20年12月期業績予想を上方修正
自動ドア装置や建具の販売などを手掛けるフルテック<6546>が後場に入って急伸し、一時10%高となった。同社はきょう午後1時頃に、20年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前の期比20.8%減の5億2700万円(従来予想は3億200万円)に引き上げた。
売上高予想は同1.6%増の116億5000万円(従来予想は112億1000万円)に上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化や営業活動の自粛などから新規販売やリニューアル受注の減少傾向が長期化することを見込んでいたが、受注状況が想定以上に回復したことから業績予想を見直したとしている。